子供の体操教室のやめどきは本人が続けられないと判断したときです。
親の判断でやめどきを決めるのではなく、まずは子供の話を聞ける環境を作り本人の意見を聞くことが大切です。
実際、私の娘は上達していくにつれ種目も難しくなるので「もう体操教室はやめる!」と言い出した時期があります。
ですが、つまづいていた種目を思いもよらずクリアできたことでその後も続けることになりました。
子供なので一時の感情で辞めたくなることもあると思います。
また、未就学児のうちは生活リズムや家族のサポート体制も関係してきますので、総合的に判断してやめどきを決めましょう!
実際に子供を2年近く体操教室に通わせている我が家の体験談を交えながら、やめどきはいつなのかについて解説します。
体操教室のやめどきは子供の意思を尊重する
体操教室のやめどきを決める最終的な決断は、子供自身が「やめたい」と感じた時に行うべきです。
まずはきちんと子供の意見を聞き、コミュニケーションを重視することが大切です。
親は子供が自分の気持ちや考えを素直に伝えられる環境と、何でも話し合える雰囲気を作るところから始めましょう!
我が家は子供が3人いるので常にワイワイ騒がしくしていますが、年長さんの娘が体操教室をやめたいと言った時に私は2人きりで話す時間を作りました。
弟には聞かれたくない、茶化されたくないという気持ちが強い時期でもあるのでその子にあった雰囲気作りはとても大事だと感じています。
また、やめどきを考える際には子供の体力や体の発達を考慮することも重要です。
無理な負荷や競争が子供の身体に与える影響を考え、その子に合った安全かつ適切なトレーニングが提供されているかどうかもポイントになります。
そのため、体操教室のやめどきは子供の個性や状況に合わせて臨機応変に判断することが必要です。
親や指導者が理解とサポートを示し、子供が自らの意志でやめるか続けるかを決めることでその後の意識も良い方へ向きます。
とは言え子供なので、一時の感情で「やめたい!」「行きたくない!」ということはあります。
その際は子供の気持ちを尊重して理由をきちんと聞き、親は可能な限りサポートしながらやめどきを決めましょう。
体操教室が本当に必要かどうかを見極める
体操教室のやめどきを見極めるには、まず体操教室がその子にとって本当に必要かどうかを考えましょう。
あなたの子供にとって興味や目標、成長段階に合った環境ですか?
まず、子供が体操教室に通う目的は何かを親子でよく考えることが大切です。
やる気がある子は伸びるのも早い
本当に体操が好きで、楽しんで続けられる子は技術面で伸びるのも早いです。
また、体操が子供の興味や得意分野であり、自己表現や健全な成長に繋がっている場合は続けることに意味があります。
娘は保育園に入園したのが年中の年末からだったので、私はそれまでに集団生活を体験させたくて年少の秋から体操教室に通わせ始めました。
負けず嫌いなのに練習嫌いで、ゲームなどでも負けるとすぐに泣くか投げ出す娘の精神面を鍛えさせたいと思ったのも理由のひとつです。
体験入会で楽しんでいる姿を見て、本人も通いたいという意思があったので娘は2年近く続けています。
娘には合っていたので鉄棒や縄跳びもどんどんできるようになり、ブリッジや側転などの技も習得していきました。
体操教室は続けることで体力的にも精神的にも成長を感じられるので、個人的には通わせて良かったと思っています。
無理やり通わせるのは危険にも繋がる
体操教室に通うことで子供のやる気や楽しさが失われ、無理な負荷によってストレスを感じている場合は見直す時期かもしれません。
子供の意向を重視し、体操教室に通うことが子供自身の希望であるかを確認しましょう。
無理に続けさせることは逆効果となり、子供のやる気を減退させることがあります。
また、親や指導者は子供の成長段階に合った適切なトレーニングが提供されているかも確認する必要があります。
子供の体力や発達に合わない過度な負荷は身体的なリスクを伴う可能性があります。
特に本人のやる気がないのにダラダラ続けると、ケガにも繋がるのでスパっと切り替えることも大事です。
私の娘も少し疲れ気味だったり、出がけに嫌なことがあって気が乗らない日はよく失敗をしたり先生に注意されることが多くなります。
体操教室を継続するかどうかの最終的な判断は、子供とのコミュニケーションを大切にし子供自身の気持ちや希望を尊重しましょう。
必要性を見直し、やめる選択をする場合があってもいいと思います。
その場合は子供の意向を大切にし、新たな興味を追求する機会を提供できるといいですね。
センスのある子と比べない
体操のセンスのある子はどんどん次のレベルへと進みますが、我が子ができないからといって比べるのはNGです。
体操教室で「センスのある子」と呼ばれるのは、技術や身体の柔軟性に優れている生徒です。
しかし、子どもの成長や進歩は個人によって異なるので、それぞれの成長を個別に評価しサポートすることが大切になります。
子供は感受性が豊かで、自分の努力や成長が認められないと挫折感を抱えることがあります。
また、他人と比べることで自信を失ったり、やる気をなくしたりしてしまっては本末転倒ですよね。
娘はまさにそのタイプなので徒競走で負けただけでも泣いてしまうようなことがしょっちゅうです。
そのため、他の子と比べたりなどしたら「体操を続けたくない」と言いだすでしょう。もちろん私はそのようなことはしていません。
指導者や保護者は、個々の進歩を重視し、ポジティブなフィードバックを提供することが大切になります。
「センスのある子」であっても、継続的な努力や練習を積まなくては上達しません。
逆に、努力を怠ることで成長が鈍る場合もありますので、指導者や保護者は技術面だけでなく精神的なサポートを行うことも必要です。
子どもたちには異なる長所や才能が備わっていて、体操教室などの習いごとはその多様性を尊重する場でもあります。
それぞれが自分自身を大切にしながら体操の楽しさや成長を感じられるといいですよね。
また、指導者や保護者自身もセンスのある、ないに問わず全ての子どもたちを公平に評価する努力が必要です。
逆上がりができるまでは続けてみよう!
逆上がりに限らず、何か目標を決めて取り組むことで本人の「チャレンジしてみよう!」という意識付けをしやすくなります。
技が難しいからという理由だけで体操教室をやめるのではなく、続けてみることも大切です。
逆上がりは子供にとって挑戦の機会であり、成長の過程であると捉えるべきです。
体操教室では様々な技術を学びますが、逆上がりもその一つです。
最初は難しくても、指導者や保護者のサポートを受けながら徐々にスキルを身につけることで子供の自信にも繋がります。
子供は努力と忍耐を通じて、自分の限界に挑戦し成長する経験を積むことになります。
逆上がりがうまくできないことで自信を失ってしまう場合もありますが、失敗や困難を乗り越えることが成長に繋がるということを理解しましょう。
娘が教室を辞めたいと言った時期があったのですが、その日のレッスンで縄跳びの後ろ跳びを50回跳んで次のレベルへと進みました。
本人も驚いたようですが、先生やお友達から拍手でお祝いされ、次のレベルの綾跳びができるという喜びであっさりと教室は続けることになりました。
体操教室は失敗を恐れずに前向きに取り組む姿勢を養う場でもあります。
指導者や保護者は子供たちが挑戦する際に励ましやアドバイスを惜しみなく提供し、成功の喜びを共有することが大切です。
娘が実際に体験してるので言えますが、子供は自分の成長を実感できる瞬間にやりがいを感じて継続する原動力になります!
逆上がりがうまくできるようになるまでのプロセスも、子供たちにとっては貴重な経験なのです。
体操教室をやめる前に、逆上がりなど何か一つ目標を持って向き合い、努力を惜しまずに挑戦してみてください!
体操教室に何歳まで通わせるかは人それぞれ
体操教室に何歳まで通わせるかはそれぞれの家庭の判断によります。
子供の成長段階や興味、体力などによって異なるため一律の決まりはありません。
一部の子供は長期間にわたって体操教室に通い、高いレベルの技術を身につけ将来の進路に繋がることもあります。
しかし、体操教室を短期間で卒業し、他の興味や才能を追求する道を選ぶ子供が多いのではないでしょうか。
体操教室に通わせる期間は子供自身の意向や興味、身体的な成長をよく観察し、それに伴ったサポートをすることが大切です。
また、体操教室に通う期間は、子供の意思や身体能力だけでなく、家族のスケジュールや経済的な要因も影響します。
私は3人子供がいますが、年少の息子と乳児の末っ子を連れて娘の体操教室に行くのは大変です。
乳児は抱っこでなんとか耐えられますが、息子は1分も大人しくしていられないので歩いて通うことも、大人しく待たせることも至難の業です。
そのため、今は主人が休みの日に下の子たちを家に置いて通っています。
未就学児のうちは送り迎えも必要になるので、家族のスケジュール調整なども通う時の条件の一つになりますね。
そのため、子供の意向と家族のサポートを切り離して考えることはできません。
体操教室にいつまで通うかは、本人の意思や意欲、生活環境の変化、そして家族のサポート体制から総合的な判断をしましょう!
まとめ
- 体操教室のやめどきは子供が決断して決める
- 親は子供の意見をしっかりと聞いてあげられる環境を作る
- 体操教室のカリキュラムや環境がその子にとって本当に必要かどうかを判断する
- やる気がないのに続けるとケガの原因にもなるので、スパッと辞める決断も大事
- センスのある子と比べても上達しないので比較はしない!
- 目標を決めて達成できるまでは続けてみることも大事
- 何歳まで通わせるかは本人の意思や生活環境の変化、家族のサポート体制で決めるのも一つの手
体操教室を続けるも辞めるも決めるのは子供の意思です。
ただ、その子の成長スピードや教室の環境が合っているかどうかを見極め、サポートするのは親の役目でもあります。
体操教室のやめどきはいつなのか、総合的に判断して後悔しない結論を出したいですね。
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