子供の習いごとで体操教室に通わせるのは意味ないと言われるのは、その教室がその子に合っていないからです。
体操教室に通うメリットやデメリットを考えたことがありますか?
体操で体を動かすことで体力や筋力がつきますが、実はそれ以外に精神的な成長にも関わってきます。
実際に我が家の娘は年中から1年半以上体操教室に通っていますが、体操の技はもちろんのこと、以前に比べ忍耐力がつきました。
子供の集中力や楽しさが続かないと、親は通わせても意味ないんじゃないかと思ってしまいますよね。
そこで、体操教室に通わせるのは意味ないと思っているあなた!
まずあなたのお子さんとその教室の相性が合っているのかを確認してみましょう。
体操教室を選ぶ基準やメリット・デメリットを実体験と共にご紹介します。
子供に合わなければ体操教室は意味ない!
子供の習いごとの一つとして人気の体操教室ですが、せっかく通わせてもお子さんに合わず嫌々通うのならば意味がありません。
実際、子供に合っているかどうか判断する際に、特に注目したいポイントがこちらです↓
先生との相性
先生も子供も人間なので、どんなに評判の良い先生だとしてもお子さんとの相性が悪ければ長く続けることはできません。
続けられるかどうかに関わってくる重要な部分ではないでしょうか。
私の娘が通う教室は主に男性の先生が一人で指導しています。子供好きで優しい先生ですが、口数は多い方ではありません。
そのせいか、娘は生徒が多い日のレッスンは楽しいけど、マンツーマンの日はあまり行きたくないと言っています。
「体操辞めたい」とまで言い始めたので一時は心配しましたが、理由がわかったので今は心配していません。
スケジュールを柔軟に対応してくださる教室なので、最近は同レベルの子がいる日に3~4人でワイワイしながら楽しく続けています。
教室の規模や設備
体操教室はを選ぶ時は生徒数や設備、指導している種目にも注目しましょう!
大人数制のところもあれば個人指導のところもあります。
また、設備や指導方針も教室によって異なるので、子供が学びたい種目や将来どうなりたいのかも考えて選ぶことが大事です。
我が家の娘が通っているのは先生が1人で個人経営している体操教室です。
時々サポートの先生が入ることもありますが、基本的には指導も先生1人に対して生徒1~4名程度です。
種目は基本的な柔軟体操、マット運動、鉄棒、跳び箱などを行っています。
また、ボールの投げ方や運動会シーズンにはかけっこ練習、マラソンや体力テストにむけた種目など柔軟に対応してくださっています。
さらに課外授業として水泳、アイススケート、スキー教室などオールマイティな先生なので子供も飽きずに続けられる工夫を感じます。
大手の教室では一度に先生2人で生徒10人ほどを指導しているところもあります。
私も大手の体験レッスンに連れて行ったのですが、ワイワイ楽しくできるのはいい反面、生徒一人に対応する時間が短いことがデメリットだなと感じました。
もちろんそういった雰囲気の方がやりやすいという子もいますので、お子さんには何が必要なのかも考えて選んでくださいね。
通いやすさ
家からの距離、車や自転車での通いやすさは習いごとを続ける上でとても大事です。
未就学児のうちは送迎も親がすることになると思います。
そのため毎週、人によっては週に何度も通うことを考えると、通いやすいかどうかは重要なポイントになりますね。
通うのが面倒で辞めてしまう…というのはもったいないので、教室を選ぶ際は利便性も考えておきましょう♪
娘が通う教室は家から自転車で10分かからないところなので、雨が降っても歩いて行っています。
子供が通いたいかどうか
環境や設備が整っていても本人が行きたくないと思っていたら、それはお子さんにとってのストレスでしかありません。
それでは体操教室に通わせる意味がなくなってしまいますので、親の意見を押し付けるのだけは絶対にやめましょう!
本人がやりたい、行きたいと思うことが長く続ける秘訣ですし、上達にも繋がります。
特に体操は危険も伴う競技なので、嫌々やらせることはケガにも繋がります。
娘を見ていて思いますが、嫌だな~と思いながらやっている日は体のキレもなく失敗をします。
そんな精神状態で失敗が続くと「できない」「やりたくない」と思ってしまうのは大人も同じですよね。
子供がやりたいと思ったタイミングが始められるように、親はそれを気付かせてあげる環境作りができるといいですね。
体操教室はデメリットよりもメリットが大きい
体操教室に通うことによって得られるメリットは沢山あります。
ここではデメリットとメリットを比べて、あなたのお子さんに体操教室が必要かどうかを判断してくださいね。
私が実際に子供を通わせていて感じたものも含めてご紹介しますので、以下をご覧ください。
デメリット
何ごとにも良いところとそうではないところがありますよね。
体操教室に限らずですが、習いごとをする上で共通してくるデメリットもあります。
- 月謝がかかる
- 待ち時間や通うために時間がかかる
- ケガの危険
お金や時間は親の負担が大きい部分ですが、子供のデメリットには繋がりません。
ケガの危険だけは伴いますが、そこは指導する先生との信頼関係にもよりますね。
先生の目がしっかり届く体操教室の環境で正しく習っていれば、私が見学している限り危険性を感じたことはありません。
学校の体育の授業でも同じ危険は伴うので、怖がり過ぎる必要はありません。
メリット
体を動かすことで体力的にも精神的にも成長でき、かつ他の様々なスポーツの基礎となる部分を鍛えられるので体操教室はメリットだらけです!
実際に体操教室に通わせていて、私はデメリット以上にメリットを感じています。
- 身体能力が高まる
- ケガしづらくなる
- 他のスポーツに生かせる
- 姿勢がよくなり体幹が鍛えられる
- 精神的な成長
娘は年中さんで前跳びができるようになり、年長になった今は後ろ跳びや綾跳びも余裕です。
保育園でも縄跳びをしていますが、周りを見てみるとまだ前跳びができる子がチラホラいる程度…。
そのため娘が跳ぶと先生もお友達も歓声を上げてくれるそうで、それが本人の自信にも繋がっています。
幼稚園や小学校の時期は運動ができる子が人気者になる傾向がありますよね。
もちろんそれを自慢する必要はありませんが、自分に自信を持てるようになるのは子供にとって大きな成長です。
体操教室のやめどきはいつ?
子供が続けたくないのであればそれはやめどきです。
どうして続けたくないのか?を話し合い、しばらく休会してみるのもいいでしょう。
それでも無理というのであれば無理に続ける意味はありません。
とくに体操は本人が嫌々やっていると大きなケガにも繋がります。そのため、私は見切りをつけることも大事だと感じています。
他にも辞めるタイミングは以下のようなものが挙げられます。
引っ越しや転勤はやむを得ない状況ですね。
それ以外に入学や進学の生活リズムが変わるタイミングで、習いごとを辞めてしまう場合もあります。
実際、娘と一緒に習っていたお友達は小学校受験を目指して体操教室にも通っていました。
しかし受験に失敗し目標がなくなったからか、3月で退会してしまいました。
このように受験だけでなく、種目の目標を決めてそれができるようになったら辞めるという方もいます。
あなたのお子さんは何を目標にしているのか、また本人の意欲があるかどうかも目安に判断するといいですね。
体操教室のやめどきについて、更に詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
体操教室でありがちなトラブル
体操教室であり得るトラブルで一番心配なのは『ケガ』ではないでしょうか?
なるべくなら避けて通りたいのがトラブルですが、通わせている以上、少なからずそのリスクはあります。
私の娘が通う体操教室ではもちろん保険に加入していて、指導者の責任によるけがや事故の場合には保障されます。
それ以外でもボールが顔にぶつかったとか、ちょっと足を捻った…というようなことは誰でもあり得ることです。
実際に娘も捻ったり、つまづいて膝を擦りむいたことは何回かあります。
ですが、先生がその都度すぐに見てくださり必要に応じてアイシングや絆創膏で対応していたので大きなトラブルになったことはありません。
相手がどのように対応するかによって、それが大きなトラブルへと発展するかどうかも変わってきます。
信頼関係がより気付けるのはマンツーマンの教室です。
ネットで検索していると、大手の教室でその日によって担当する先生が変わるといった状況ではトラブルに発展している例も見られました。
そういった面も考えながら、その体操教室があなたのお子さんに合っているかどうかを見極めましょう!
体操教室に通わせてよかった実体験
現在、保育園年長さんの娘は年少の9月から体操教室に通っています。
それまで習いごとの経験はなく、当時は保育園や幼稚園にも通っていなかったので私は身体能力よりも人間関係構築を目的として通わせることにしました。
特に娘はなんでもサラッとこなしてタイプが故に、ちょっと失敗したりできないことがあるとかなり落ち込んで泣いてしまうことがありました。
しかし、必要以上に落ち込むことで自信がなくなってしまったり、挑戦意欲をなくしてしまうのはもったいないなと感じたのがきっかけです。
子供の意思を尊重しよう
押し付けにならないようにするためには、いくつかある中で本人が選べるようにするのがポイントです。
私は娘がこれから社会に出る前に、精神的に強くなってほしいと思い体操教室に通わせることにしました。
とは言え、無理やり行かせたという訳ではありません。
娘は体を動かすのが好きなので、「こんな教室があるんだよ~」と何度か体操教室を外からのぞいてみました。
また、ピアノやスイミングという選択肢があるということも伝えた上で体操教室をすすめました。
いざ通い始め、案の定はじめの簡単な種目は難無くこなしていきました。
しかし、応用やレベルアップした技が始まると「できない」「やりたくない」と先生や他の生徒がいても泣き出しました。
できなければ練習する、初めは誰でもできないからすぐ泣かないと毎回言い聞かせられ、「あきらめない!」を目標に1年半以上続けています。
家で鉄棒の練習をするためにこれを置いています。下の子と一緒にすべり台やジャングルジムも楽しめるので、我が家では一石三鳥です♪。
体験会で比較してみる
多くの体操教室では無料体験レッスンを開催しています。
実際に外から見るだけではなく、自分が体験してみることで子供のやる気も変わるのでぜひ入会前には体験してみましょう!
実際に教室内に入り先生と話すことは子供だけでなく、親にとっても大事です。
先生の話し方、練習中の雰囲気、また教室の決まりごとや料金なども事前に聞けるので是非一緒に参加してみて下さい。
私は現在通う個人教室だけでなく、大手の大きな教室にも娘を連れて行きました。
先生2~3人で生徒は10人程度。初めは娘も楽しそうでしたが、順番待ちの時間が長くて途中で少し飽きてしまったようです。
また、私も見学している間にアプリのインストール、個人情報登録とアプリ内のアンケート…と色々やることがあり子供の様子をあまりじっくりと見れませんでした。
これは、通い始めてからもアプリで出欠や連絡帳の管理があり、めんどくさそうだなと思ってしまいました。
一方、個人の教室では3人で体験レッスンを受け一人一人にかける時間が長かったこともあり、娘は「すごく楽しかった」と話してくれました。
親も子供も納得して決めるというのが長く続けられるポイントです。
まとめ
- 体操教室は先生との相性や教室の規模、設備などが子供に合っていなければ通う意味がない!
- 本人が通いたいと思っているかどうかが長く続ける秘訣
- 体操教室のデメリットは月謝や待ち時間がかかること、けがのリスクがあること
- メリットは体力や身体能力、そして精神面でも鍛えられること
- 体操教室はデメリットよりもメリットの方が多い
- 子供が続けたくないのなら無理して続ける意味はない
- ケガや人間関係などトラブルが起きることがある
- 実際に娘を通わせてみた体験談
娘を1年半以上体操教室に通わせていますが、私は通わせてよかったと思っています。
体操教室に通う前には是非、体験レッスンを受けたり設備や料金を比較してお子さんに合うかどうか判断してくださいね。
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